大学期
早稲田大学で美術史を専攻し、日々、バイトに明け暮れる。
趣味は、バイク。まだ将来の事を考える頭はなく、モラトリアムな日々を過ごす。
農業期
大学を休学し、ソーシャルファームを実践している農業法人ホウトクへ入社。本気の農業と出会う。
自然と向き合って働くことの価値に感動。
ここで、故郷に家族を残し、働いている外国人研修生と生活を共にした。
自分の弱さを知り、焦燥感に駆られた。
露店商期
雨の日も、雪の日も、台風の日も、楽天で買った7380円のテントのもと、来る日も来る日も野菜を売った。
たくさん盗まれもしたし、妨害もされた。
そもそも仕入れる野菜を見つける事が難しかった。
人脈ゼロ、信用ゼロ、ノウハウゼロ、金ゼロ、
そんな中で、ロマンを胸に日々、世田谷の農家さんのもとを回り、野菜を売って下さいと頭を下げ続けた。
売るのも素人、売り方も分からない。
そんな中でも毎日、コツコツ商売を続けた。
1日の売上が800円なんて日もあった。
それでもビジョンとロマンを信じて続けた。
八百屋開業期
露店商をしながら夜は、運送屋でアルバイトをして貯めたお金で、はじめての店舗を作った。
ボロボロの一軒家、設備という設備は何もない、トイレのドアもない、雨漏りもする、床が抜ける。
それでも自分の達の店が持てた事に、誇りを持てたし、嬉しかった。何でも出来る気がした。
多角化期
八百屋のお客様が増えてきて、店舗を増やした。
特別な事は、何もしていない。
美味しい野菜を、心ある接客で届けてきた。
八百屋をやる中で、発見した課題や可能性をもとにスムージーやサンドイッチを製造・販売する業態を作った。
事業の多角化が進む。
この頃から創業期には言語化できていなかった大きい絵がはっきり描けてきた。
失敗期
調子に乗っていた。
自分がした過ちのせいで、色々な人に迷惑をかけた。
大きな反省をした。本当に大きな反省だ。
しかし、それと同時に前に進む決断もした。
現在
ゼロ、いやマイナスに戻って、出直した。
新しい業態のバイキングレストランを作った。
新しい店舗も作った。
まだまだ挑戦は続く。
社名合同会社KAKUMEI
業務内容青果の販売、飲食店の運営、農作物の生産
住所154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1-23-18
設立2016年2月24日
従業員数30名
電話番号080-5097-9598
スローガン「世の中を変革したい」
沿革2016年 2月合同会社KAKUMEI 設立登記
2016年 5月露店商スタート
無人販売スタート
2017年 4月八百屋旬世 上馬店出店
2017年 10月八百屋旬世 山下店出店
2018年 7月九百屋旬世 豪徳寺店出店
2020年 7月九百屋旬世 若林店出店
2020年 10月農家レストラン旬世 豪徳寺店出店
2022年 7月九百屋旬世 砧店出店